最近はスマホの価格もあがり、高い物では20万をこえる物も増えてきています。そのため少しでも安く購入できないか探している方もいます。
他にもスマホを2台持ちしたいので、安いスマホを探している人もいます。
そんな方たちへ、失敗しない中古スマホの選び方を説明していきます。
中古スマホの購入前の注意点
中古スマホを購入する場合はさまざまな注意点が必要です。
- SIMロックが解除されているか
- 契約状況、ネットワークに接続できるか
- バッテリー最大容量について
それぞれについて解説していきます。
SIMロック解除がされているか?
元々SIMフリーで売っていたスマホなら問題ないのですが、docomoやau、Softbankで発売されていたスマホにはSIMロックと言うものがかけられています。
SIMロックとは各キャリア(docomo、ソフトバンク、au)が販売しているスマホは他社の回線ではインターネットや電話が使えないようにSIMロックと言うものをかけています。
これにより、SIMロックがかけられたままのスマホは回線が利用できないようになっています。
👇の図、ゲオでの中古スマホには必ず、Softbankなどキャリアの名前が書いています。
図引用:ゲオの2017年中古スマホ年間ランキング iPhoneが総合販売・買取TOP10を占める – ITmedia Mobile
でも、SIMロックをしたまま売る人はいるの?
はい、結構いるみたいです。
じゃあ、間違ってSIMロックの製品を購入した場合は使えないの?
いえ、そのキャリアのお店にいけば対応はしてくれます。
●個人でSIMロック解除する方法
中古スマホ購入後、SIMロックを解除する方法は2つ
- SIMロック解除はお店に頼むことで解除をしてもらう場合
- My menuに登録し、自分でオンラインで解除する
お店でやってもらうか、自分で各キャリアのMy menuに登録してやる方法になります。
My menuはそのキャリアと契約しなくても登録できるようになっています。
解除する場合、以下の条件も必要になってきます。
各キャリアのSIMロック解除の共通条件
- ネットワーク利用制限がかかっていない
- 以下のいずれかの条件を満たす
機種購入から101日目以降
割賦残債がない
どういうこと?
それぞれ説明していきます。
『1.ネットワーク利用制限がかかっていない』について
前任者(中古スマホを売った方)がスマホの支払いが未払いだったときに、ネットワークに制限がかかり、ネットワークを契約しても使えない状態になっているのです。
『2.機種購入から101日目以降、割賦残債がない』について
前任者が新品のスマホを購入してから101日以上経過しているか。
割賦残債は前任者が機種の支払いが終わっているかどうかです。
他にも細かい条件があり、詳しくは各キャリアで説明が書いています。購入されたスマホ、もしくは購入予定のスマホをチェックしてみてください。
●購入前にSIMロックを調べる方法
購入前に調べる方法はないの?
いえ、あります。
SIMロックを調べるには各スマホの設定から調べることができます。
●SIMロック確認方法
●iPhone SIMロック確認方法
設定→一般→情報→SIMロック
SIMロック横に【SIMロックなし】と表示されていたらOK
●android SIMロック確認方法
設定→デバイス情報→SIMカードステータス
SIMカードステータスに【許可されています】と表示されていたらOK
●各キャリアのSIMロック解除について詳しく
docomo SIMロック解除について👇
au SIMロック解除について👇
Softbank SIMロック解除について👇
契約状況、ネットワークに接続できるか
中古スマホ購入時に注意しなければいけないのはキャリア制限がかけられている可能性があります。これを通称『赤ロム』と言います。
これはスマホ料金の未払いでスマホ事態に制限がかけられているものです。
●赤ロムの確認方法
製造番号(IMEI)からキャリアのサイトへ行き検索で調べる方法です。
手順1.スマホのIMEIを調べる
iPhone:設定➡一般➡情報➡IMEI
android:設定➡システム➡端末情報※
※androidは機種によって異なる場合があります。
手順2.スマホ購入したキャリアの公式サイトへ行き、IMEIを入力
図引用:docomoサポート
docomo➡http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/top.php
au➡https://my.au.com/cmn/WCV009001/WCE009001.hc
Softbank➡https://mg.mb.softbank.jp/support/confirm.html
手順3.結果を確認
利用可能(〇) | 支払いが終わり、問題なく利用できます。 |
利用可能(△) | 支払い途中、途中で利用できなくなる(赤ロムになる) |
利用不可(×) | 赤ロム、利用できない |
確認不可(-) | キャリアが違う、または修理後の商品 |
お店の人に頼んで、IMEIをしっかりチェックしよう!!
バッテリー最大容量について
スマホの一番の寿命問題と言われるバッテリー残量です。
バッテリーは3年で寿命が来ると言われ、寿命がきたバッテリーを充電しても数時間も持たない場合もあります。
中古スマホは何年も使っている可能があり、雑に使用しているとバッテリー劣化の問題ともなります。
じゃあ、バッテリー残量を気を付けるには
どうすればいいの?
- バッテリー最大容量チェック
- 残量表示をしてくれるサイトで購入
1.バッテリー最大容量チェック
スマホにはバッテリーの劣化を調べる、バッテリー最大容量チェックがあります。
iPhone バッテリー最大容量チェック方法
- 「設定」アプリを開く
- 「バッテリー」を開く
- 「バッテリーの状態と充電」を開く
- 「最大容量」○○%を見る
Androidのバッテリー最大容量チェック方法
- 「設定」アプリを開く
- 「デバイス情報」を選択する
- 「電池性能表示」を開く
こちらの表示が80%以上ならOK。しかしこれが60%未満ならバッテリーの寿命になります。
2.残量表示をしてくれるサイトで購入
「にこスマ」などの中古スマホサイトではバッテリー最大容量を表示してくれています。
図引用:にこスマ(https://www.nicosuma.com/)
こちらの表示が80%以上ならOK。
これなら安心して買えるね
中古スマホ購入おすすめ点(オンライン)
では、中古スマホを購入するならどこがいいのか?
詳しく知りたい人は過去記事をご覧ください。
1.Amazon Renewed
Amazon RenewedはAmazon整備済み品となっています。
正常に機能し新品同様に見えるよう、Amazon認定出品者により整備された再生品です。すべてのAmazon整備済み品には、出品者による最低180日の返品保証が付きます(引用:Amazon Renewed(整備済み品・再生品)|Amazon – アマゾン)
2.にこスマ
中古スマホショップで話題になっているにこスマ。
中古商品の傷や不具合内容をA~Cランクのグレードで表示されているため、品質がわかりやすくなっています。
iPhoneの場合はバッテリー残量などもしっかり表記されているので安心して選びやすいです。
アンドロイドスマホのバッテリーも表示が無い物の十分使えます。
Bランクのアンドロイドスマホを購入しましたが、バッテリーはまったく問題ありません。
まとめ
中古スマホの購入注意点
店舗で買うときはお店に人に頼んで、しっかりスマホをチェックしよう
インターネットで買う人はしっかり表示がされているものを選ぼう
Amazonやにこスマのような、ネットワーク通販では返品もできるので安心です。
しかし、メルカリやヤフオクでは返品不可の商品も多く、購入のときは十分注意して購入してください。バッテリー最大容量や傷なども表示してますが、だまそうとする人もいるので注意。
中古スマホは自己責任でしっかり購入しよう。
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